2014年7月3日木曜日

オペラ座&リスト音楽院ホール ~チケットのオンライン予約と楽しみ方~

ハンガリーの魅力の一つが音楽、そして芸術。
ブダペストの国立歌劇場(オペラ座)やリスト音楽院の大ホールは音楽や芸術とともにその建物自体も歴史深く、また趣のある必見ポイントのひとつです。

しかもオペラやコンサートのチケットは日本の半分から3分の2程度!
素晴らしいホールでの素晴らしい演奏を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょう。


●シーズンは9月~6月

9月~6月は舞台やコンサートのシーズン。
オペラ座やリスト音楽院大ホールをはじめとするコンサートホールではオペラ、バレエ、クラシックコンサートなどが上演されています。


1884年に建てられたオペラ座はこけら落としには時の皇帝フランツ・ヨーゼフとエリザベート皇妃も訪れた、由緒ある、格式の高い建物。

シシィ専用のバルコニー席。オペラ座の見学ツアーで見ることができます。

舞台の奥行きの深さはメトロポリタン歌劇場に次ぐ、世界で2番目の規模です。
1200席のホールは舞台と客席との距離が近く感じられますので、舞台との一体感が楽しめます。

オペラ座。舞台の奥行きはニューヨークのメトロポリタン歌劇場に次ぐ規模です。



リスト音楽院は「ピアノの魔術師」フランツ・リストが1875年に設立した音楽学校で、大ホールは音楽学校附属の建物です。

リスト音楽院大ホール


座席数は900席と、日本のオペラシティを二周りほど小さくした規模ですが、それゆえ音響は非常に臨場感があります。
2013年に大ホールの改修工事が終わり、ハンガリアン・アールヌーヴォーのホールに響く美しい音色が再び戻ってきました。

リスト音学院大ホールのパイプオルガン。アールヌーボーの衣装が実に豪華です。


リスト音楽院。
内部の装飾にはハンガリーの産んだジョルナイ陶器のタイルや玉などが施されています。


どちらも見事な内装共々芸術的建築としても非常に見応えのある建物ですが、「音楽」「舞台」を楽しむための建物である以上、やはり客席で演目を楽しんでこそ、その真髄が一層感じられるというもの。

しかも由緒ある一流の舞台でありながら、そのお値段はバレエ最高値5000円弱、オペラ7000円程度、リスト音楽院の最高値席も3000円弱と実にリーズナブルで、ごひいきの歌手や指揮者、ダンサーさんがいたら通い詰めたくなるような値段です。
芸術云々と堅苦しく考えず、まずはぜひ体験してみてください。

●チケットはオンラインで予約可能

チケットはオペラ座、リスト音楽院共々HPで予約ができます。
自分で好みの座席が選べ、決済はクレジットカード。
購入がすめばそのままPDFのチケットを自宅でプリントアウトできます。

オペラ座のPDFチケット。モノクロ印刷で十分です。


良席や人気の演目は早くに席が埋まってしまいますので、狙いの演目があるなど確実に行くと決まっているならオンラインで購入した方が現地で購入する時間や手間が省けます。

どちらのHPも英語サイトがあるので演目チェックもでき、オペラ座のサイトはすべて英語で決済が可能です。
リスト音楽院は予約サイトがハンガリー語のみですが、現在は頼まなくても「翻訳する?」と聞いてくるブラウザ(Google Chromeなど)もあります。
(筆者は日本語翻訳機能を使った状態で実際に購入してみましたが大丈夫でした)。

◆オペラ座
http://www.opera.hu/en

◆リスト音楽院
http://zeneakademia.hu/en/concert-centre

なお、PDFですからスマホやタブレットに落として持っていくこともできますが、電子機器は万一スイッチが入らない等々のトラブルが起こる可能性もありますので、やはりプリントアウトをして持っていくのが安心です。


●どの席を選ぶか

◆オペラ座

オペラ、バレエの場合はやはり正面ボックス席の最前列がおすすめ。
日本のホールでいう1階席(土間席)は傾斜があまりなく、ハンガリー人は総じて身体が大き目なので座高も高くなり、埋もれて見えづらいです。
右翼・左翼のバルコニーも正面寄りなら普通に見えますが、舞台寄りはやはり見切れます。


オペラ座の座席。


オーケストラの場合は演奏している人たちを正面で見たい等々のこだわりがない限り、予算に応じて好きな席を選んでいいでしょう。

◆リスト音楽院

こちらは音楽がメインになります。
オケを正面から見たい、歌手が出る演目や、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲等、ソリストが登場する演目で、顔・姿を正面から見たいという場合は、おすすめは正面2階の前列です。右翼左翼バルコニーの正面寄りも比較的大丈夫です。

リスト音楽院大ホールの2階バルコニー席。


2階バルコニーは比較的前列との段差があるので、前の人がよほど大きくない限りそれほど気にはなりません。
1階土間席はオペラ座同様やはり傾斜がゆるく、座高の高い方々の間で埋もれてしまう可能性があるかもしれません。

なお、リスト音楽院は音響がとても良く、バルコニーで聞いていても真横で演奏しているかのような臨場感があります。
席にこだわりがない場合は、予算に応じてお好きな席を選んでください。

●なにを着ていけばいいか

どちらもそんなに気張ったり、身構えたりする必要はありません。
席にもよりますが、良さげなレストランに行くときの服装で十分です。
夜、帰りに地下鉄で帰ることも考えると、逆に派手すぎると心配にもなりますし。

地元の人たちの中にはもちろん思い切りドレスアップをしている人もいますが、普通にワンピースやシャツにジャケットという方もいます。

オペラ座のエントランスホール。みなさん意外と気さくな服装ですね。



スニーカーにリュックという現地の人もなかにはいますが、自分が恥ずかしくない、居心地の悪い思いをしなければ大丈夫です。

リスト音楽院大ホールのホワイエ。


●当日は早めのディナーを

開演は演目にもよりますが、夜なら7時~7時半、時には8時。
始まる前に早めのディナーを取っていくことをおすすめします。

オペラ座のあるアンドラーシ通り、聖イシュトヴァーン大聖堂付近やデアーク広場等々、付近にはカフェやレストランが集まる地域があります。
またリスト広場はレストランとカフェがひしめいており、ここで時間まで食事をしてからホールに行くことができます。
リスト音楽院大ホールはリスト広場を抜けた先にあります。

ちなみにオペラ座の最寄り駅は地下鉄1号線の「Opera」、リスト音楽院大ホールはその隣の「Octogon」になります。

●会場では

日本のように玄関口でチケットをもぎるのではなく、階段下、席に入る前など、チケットチェックはかなり奥の方です。
sorが列、székが席番号ですが、係員に聞いてしまったほうが早いでしょう。

リスト音楽院大ホールのPDFチケット。


英語がわからないスタッフでも、その席まで連れて行ってくれることもあります。

バレエやオペラの場合、プログラムは係員が売り歩いていますので、声をかけて直接購入します。

幕間は20~30分くらい。
オペラ座のバルコニーやホワイエ(カフェ)でドリンクやサンドイッチ、軽食などをとることもできます。
ホワイエも非常に華麗な内装なので、ぜひ訪れてください。
バルコニーからはアンドラーシュ通りから街並みを眺めることができます。

リスト音楽院では会場の外に出て、向かいのカフェで1杯、なんて人もいます。
再入場にチケットを見せるということはあまりありませんが、ないとも言えませんので念のためチケットはなくさないように。

オペラ座、リスト音楽院共々トイレは狭くて数が少ないので、出遅れると混雑します。
食事をしたレストランでまずはすませておくのもいいでしょう。

開演5分前にベルがなると、お客さんが一斉に客席に戻り始めます。

お客さんの盛り上がり方や反応、拍手のリズムやカーテンコール、笑いのツボなど、ちょっと日本とは違った光景も見られるかもしれません。
文化の違いも楽しみながら、華麗なホールでの夜を楽しんでくださいね。

2014年6月29日日曜日

ブダペスト、地下鉄散歩

ブダペストの地下鉄は現在4路線が開通しています。
1号線は19世紀末という、欧州大陸初の地下鉄です。
2号線、3号線は1970年代の社会主義の時代に開通しました。
そして最新の地下鉄4号線は2014年春に開通したばかり。
自由主義の時代になってから初めての路線で、今後地方や郊外への路線網整備も含めて拡張が予定されています。

それぞれの時代を語るような地下鉄に乗って、ブダペスト散歩をしてみてはいかがでしょう。



●地下鉄1号線

開業は1896年。



世界ではロンドン次いで2番目に、欧州大陸では初めて開通した地下鉄で、また当時最新端技術であった電気式地下鉄としては世界で初めてのものです。
路線カラーは黄色。



ヴルシュマルティ広場駅からメキシコ通り駅をつなぐ路線で、アンドラーシュ大通りの真下を走っています。

1896年というハンガリー建国千年際の開通を目指して建設された路線で、車両、駅はアールヌーボー様式がで趣満点。





ブダペストの旧市街共々世界遺産の一部にもなっています。
これ1本で英雄広場、オペラ座、リスト広場などの主要観光名所に行けますが、まさにこの地下鉄自体が一見の、そして一乗の価値のあるものです。


●地下鉄2号線

全線開業は1972年。
路線カラーは赤。



ブダペストの東駅と南駅をつなぐ、観光客もかなりお世話になる路線の一つ。
古い路線ではありますが、利用頻度が高いのか、車両も新しくきれいです。




駅に降りる「カッカッカッカッ……」と音を立てて動く高速エレベーターがなんともソ連的で、時代を感じさせてくれます。



聞くところによると、ソ連時代に建設された深い地下鉄は地下シェルターとしての利用も想定されていたのだとか。

●地下鉄3号線

1976年から徐々に開業し、全線開業したのは1990年。
路線カラーは青。



ブダペスト北部ウーイペシュト・クズポント駅と南部のケーバーニャ・キシュペシュト駅をつなぐ路線です。
76年に開業した デアーク・フェレンツ広場駅からナジヴァーラド広場駅間はどことなくアヴァンギャルドな雰囲気も。



やはり70年代に建設が始まったこともあり、こちらもかなり深くて「ソ連的」です。
なぜか車両は2番線より古めです。


●地下鉄4号線

2014年春に開業した真新しい路線。
路線カラーは緑。



国鉄ケレンフルド駅とブダペスト東駅をつなぎ、今後北部、南部の郊外への路線の延長が予定されています。
非常にモダンで洗練されたデザインは「新時代の路線」といった雰囲気があります。






各駅ごとに意匠が異なり、モダンで近未来的なデザインの駅もあります。

●ブダペストカードなら乗り降り自由

町めぐり・地下鉄めぐりにはブダペストカードがやはり便利。
とにかく見せるだけで何度でも乗れますし、途中下車も自由自在です。
観光施設の入場割引などの特典もついていますので、ブダペスト観光をする際には必携の1枚です。

購入はオンラインのほか空港、ホテル、地下鉄の窓口など。
町中ではブダペストカードのスタンドも出ています。



●ブダペスト交通局

●ブダペストカード


2014年6月4日水曜日

マーチャーシュ教会コンサートに行ってみよう!

ブダペストのブダ側、王宮の丘に建つマーチャーシュ教会は歴代の王の戴冠式が行われてきた、ハンガリーにとって重要な、由緒ある教会のひとつです。



この教会で特に週末を中心にクラシックやオルガン音楽のコンサートが開かれています。
曲目はバッハやヘンデルのオルガン音楽、教会音楽やモーツァルトといった有名な曲が中心で、所要1時間半くらいです。
観客のほとんどが観光客なので、普段着&スニーカーでも全くOK。
普段クラシックに馴染みのない方でも気軽に入れます。

教会内部がコンサートホールです。
8時の鐘とともにコンサートの開始を告げるオルガンが鳴り響き、
その音響と荘厳さに圧倒されます。

由緒ある教会での音楽コンサートは旅ならではの体験の一つです。
ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

ちなみに教会コンサート、冬の教会内はやはり冷えますので、春から夏の暖かい季節が特におすすめです。

*コンサートプログラムはこちら
*価格は内容によって変わるほか、プログラムも変更される場合があります。

●チケットはオンラインまたは当日会場で

チケットは、当日教会の入り口前のスタンドで購入できます。
またはオンライン(http://eng.concertbudapest.com/concert/unforgettable-experience-23)でも予約ができます。
オンラインの場合、日本で購入し、プリントアウトあるいはスマホなどにダウンロードして持っていくことも可能です。


当日券売り場はマーチャーシュ教会入場チケットを売っているブースのちょうど正面にあります。
ただしこの日に残ってるチケットのみの販売となります。

チケット価格は内容によって異なりますが、出演者としてお馴染の「ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団」の場合は料金は以下の通り(2014年6月現在)

ブロンズ席(自由席/参拝者席の4列目以降) 3900HUF
シルバー席(自由席/参拝者席の1~3列目) 4900HUF
ゴールド席(教会祭壇上椅子席)      7900HUF
VIP席(教会祭壇上椅子席)       1万4900HUF※
プレミアム席(教会祭壇上椅子席)    2万3900HUF※

※VIP、プレミアム席はマーチャーシュ教会隣のホテル、ヒルトン・ブダペストでのディナー、音楽CDのおまけ付です。

ブロンズ席とシルバー席はあまり差がありません。
どうしても参拝者席の最前列で見たい場合はシルバー席を取る必要がありますが、そうでなければブロンズ席でもあまり変わりません。
演奏者の姿そのものを見たい場合はゴールド席以上を購入する必要があります。

なおシルバー、ブロンズ席は自由席なので、開演30分ほど前に行って席を取っておくのもいいでしょう。
その時間のマーチャーシュ教会はコンサートのお客さんだけなので、比較的空いている状態で教会内部の写真が撮れるというメリットもありますよ。


<ヒルトン・ブダペストについて>

VIP、プレミアム席に付随するディナー会場「ヒルトン・ブダペスト」はブダペストの高級ホテルの一つです。
ホテル自体が16世紀にトルコ軍の襲撃により廃墟となってしまった教会を再利用した建物で、また内部には当時の遺構も保存されているという、非常に歴史が感じられるホテルです。
マーチャーシュ教会もトルコ軍の攻撃によりダメージを受け、再建されたという歴史があります。

ヒルトン・ブダペストの中庭の回廊。
昔の遺構が残されています。


2014年5月22日木曜日

2014年 マーチャーシュ教会コンサート日程

ブダペストのシンボルの一つでもあるマーチャーシュ教会は13世紀に建てられた由緒ある教会です。
美しいカテドラル内で聖歌やクラシック音楽のコンサートが開かれています。

料金:1000HUF~(コンサート内容により変動。無料の場合もあり。現地で確認のこと)
 *日程・内容は変更になる場合があります。
 *チケットは当日教会で購入可能

◆2014年6月
6日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
14日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
20日(金)19:00~
 高校生の聖歌隊によるコンサート(入場無料)
21日(土)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
26日(木)19:30~
 聖マシューズ・ルーテル合唱団(米国)
28日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
29日(日)19:30~
 ハイランド・パーク・ユナイテッド・メソジスト教会
 シャンセル合唱団コンサート(入場無料)

◆2014年7月
1日(火)19:00~
 メソジスト合唱団(米国)
4日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
5日(土)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
8日(火)20:00~
 ニューヨーク合唱協会
11日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
12日(土)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
19日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
20日(日)19:00~
 Weterleyのコーラス(米国)
25日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
26日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団

◆2014年8月
8日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
9日(土)20:00~
10日(日)19:30~
 Second Presbytarian合唱団コンサート(入場無料)
16日(土)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
22日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
23日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
30日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団

◆2014年9月
6日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
12日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
13日(土)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
20日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
26日(金)20:00~
27日(土)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
28日(日)19:00~
 マーチャーシュ教会合唱団とオーケストラ

◆2014年10月
4日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
10日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
11日(土)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
18日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
24日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
31日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団

◆2014年11月
14日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
22日(土)20:00~
28日(金)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団

◆2014年12月
13日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
19日(金)20:00~
 ドナウ弦楽オーケストラ
20日(土)20:00~
27日(土)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
29日(月)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
30日(火)20:00~
 ハンガリーヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団

●聖歌隊のコーラス
毎週日曜ミサ時、10:00頃から20~25分ほど
*時間は前後する場合あり。
*ミサ(宗教行事)なので、マナーを守って見学してください。

http://www.matyas-templom.hu/eng/hangversenynaptar.php


2014年2月7日金曜日

V4+日本交流年 ハンガリーの交流親善大使にマテ・カマラス氏

1月31日、ハンガリー大使館で「V4+日本交流年発足式」が開催され、V4(ポーランド・チェコ・スロバキア・ハンガリー)と日本の交流親善大使の発表と今後の交流イベントの一部が発表されました。



ハンガリー側の交流親善大使はミュージカル俳優で歌手のマテ・カマラス氏。
世界的にも人気のミュージカル「エリザベート」のトート役としてハンガリー、ウィーン、日本3カ国で、しかも各公演地の言語3ヶ国語で演じきることができるという、「世界でただ一人のミュージシャン」と言われています。

選出の理由は「日本が大好きで、ハンガリー語、ドイツ語、日本語で歌うことのできる世界でも数少ないミュージシャン」とカマラス氏本人が日本語で語る通り、ハンガリーと日本に強い親愛を抱き、日本のファンとハンガリーツアーを実施するといった活動が評価されました。

発足会の会場ではカマラス氏が日本語で歌うミュージカル「MITSKO」、「エリザベート」の映像も流れ、会場からは感嘆の声が挙がっていました。

カマラス氏は今回の観光親善大使就任に当たり「日本とハンガリーのために働くことができ、とてもうれしい」とコメント。



紹介したいハンガリーの魅力は、との問いに「華麗なブダペストやバラトン湖。ワインもおいしいのでぜひ味わってほしい」と答えてくれました。
今後はまたハンガリーツアーなども実施し、来日の折りにはハンガリーの魅力も紹介していきたい、との抱負も語ってくれました。

V4+日本は今後3月4日に「EUROPEAN QUARTET ONE MELODY」コンサートを行うほか、大使館では6月にサントリーホールなどで開催されるゾルタン・コチシュ&ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団の後援もしています。

このほか2014年は日本国内のほかハンガリーでも数々の日本との交流イベントが予定されていますので、追ってお知らせします。

2014年1月17日金曜日

2014年ブショー祭り

2014年ブショー祭りの日程が発表されています。

日程:2014年2月27日~3月4日

ブショー祭り(ブショー・ヤーラーシュ)は日本のなまはげに似た仮面を被った人たちが練り歩く春を祝う祭りで、ユネスコの無形文化遺産に登録されています。
開催地はハンガリー南部のモハーチ。
南部の中心地ペーチからバスで約1時間ほどです。

*日程は予定であり、現地事情により変更になる場合があります。




公式HP:
http://www.mohacs.hu/info/busojaras/